2017/06/01

看護師症例発表会を開催しました

5月29日(月)大泉生協病院にて
2016年度新入職看護師の症例発表会を開催しました。

昨年度の新入職員数が2名と少数であったため、
小規模での開催ではありましたが、
とても充実した発表会となりました。

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演題発表

転倒リスクのある患者に対して転倒予防を通して学んだこと
(大泉生協病院 2階病棟 A看護師)

不規則な生活により肥満性低換気症候群をきたした患者への看護
(大泉生協病院 3階病棟 B看護師)

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①の演題では、転倒を繰り返す患者に対して転倒対策を重ねたことで、
疾患への理解、離床センサーの多様性を学ぶことができたこと、
そして、患者の疾患・行動パターンに合わせた転倒アセスメントの重要性
よくわかる発表となっていました。

②の演題では、肥満を原因とする低換気症候群の患者に対して
NPPV導入にあたり手技・生活習慣改善の指導をどのように行えば効果的か?
という課題に取り組み、入院中に手技を確立できた様子、
そして退院後に生活習慣の改善が見られた経過が報告されました。

病棟師長・看護部長から

2階病棟 師長
「転倒予防」という課題を選んだのは、病棟をよく見ている、よい視点。
繰り返される転倒に、あきらめずチームでよく取り組んだ。
骨折などの重大事故が減ることにつながればと思う、お疲れ様でした。

3階病棟 師長
事例の患者さんには精神疾患もあり、症例のまとめ方に苦心したと思う。
患者さんもB看護師を認識してくれ、退院後も病棟を訪ねてくれていた。
これからもB看護師を頼りにする患者さんが増えていくと思う、頑張って。

看護部長
二人ともたいへんお疲れ様でした。
学習課題を得て、たくさん文献を読んで症例に取り組めた。
また、先輩たちがよく二人を指導してくれた、御礼申し上げます。

最後に…

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1年間の集大成となる症例発表を終えた二人に、
先輩たちから、あたたかいメッセージ入りの色紙が贈られました。

これからのさらなる成長に期待しています!