2017/05/25

第21回LLL開催!

5月21日(日)、第21回LLLが開催されました。

2017LLL

LLLは、東京民医連に加盟する8つの法人の看護奨学生が、
民医連の医療・看護を学ぶ企画です。

Let's Learn of Life(=命について学ぼう)」の
頭文字をとったもので、スリーエルと読みます。

 

今年のテーマは「子どもの貧困・虐待」

第21回目の開催となる今年は、

子どもの貧困・虐待の今
~子どもが子どもらしく笑える社会を~

をテーマに、147名の看護奨学生が
学習&意見の交流を行いました。

2017LLL講師

学習講演の講師は子ども村 中高生ホッとステーションの代表・大村みさ子さん。

現代の子どもたちのどこが、なぜ貧困なのか、
また、親たちはなぜ虐待に至ってしまうのか。

彼らを取り巻く現状、彼らが抱える困難について
大村さんが出会った人々の事例を交えながら、
お話しをしていただきました。

講演の後はグループごとに意見交流を行い、
様々な考えを聞くことで、さらに学びが深まりました。

2017LLLSGD

参加学生の感想

参加した看護学生からは

「ある特定の人が虐待をするのではなく、
子育てをする親すべてが、孤立という環境の中で
追い詰められて手をあげてしまう可能性がある
のだと知った」

「親の孤立=子どもの孤立ということを学んだ。
親と子がそれぞれ孤立しないためにも、
居場所が必要
だと感じた」

「病院も地域の一部であり、
そこで働く自分も地域の一部であると自覚し、
子どものいるご家庭に上手に関わっていきたい
と思う」

などの意見や感想が寄せられました。

学校、学年、所属法人の違う奨学生たちが、
一緒に学び、交流し、充実したLLLとなりました!

奨学生活動に関心をもたれた方は、
ぜひこちらのページもご覧ください♪