5月21日(日)第21回LLLが開催されました
第21回LLL開催!
5月21日(日)、第21回LLLが開催されました。
LLLは、東京民医連に加盟する8つの法人の看護奨学生が、
民医連の医療・看護を学ぶ企画です。
「Let's Learn of Life(=命について学ぼう)」の
頭文字をとったもので、スリーエルと読みます。
今年のテーマは「子どもの貧困・虐待」
第21回目の開催となる今年は、
「子どもの貧困・虐待の今
~子どもが子どもらしく笑える社会を~」
をテーマに、147名の看護奨学生が
学習&意見の交流を行いました。
学習講演の講師は子ども村 中高生ホッとステーションの代表・大村みさ子さん。
現代の子どもたちのどこが、なぜ貧困なのか、
また、親たちはなぜ虐待に至ってしまうのか。
彼らを取り巻く現状、彼らが抱える困難について
大村さんが出会った人々の事例を交えながら、
お話しをしていただきました。
講演の後はグループごとに意見交流を行い、
様々な考えを聞くことで、さらに学びが深まりました。
参加学生の感想
参加した看護学生からは
「ある特定の人が虐待をするのではなく、
子育てをする親すべてが、孤立という環境の中で
追い詰められて手をあげてしまう可能性があるのだと知った」
「親の孤立=子どもの孤立ということを学んだ。
親と子がそれぞれ孤立しないためにも、
居場所が必要だと感じた」
「病院も地域の一部であり、
そこで働く自分も地域の一部であると自覚し、
子どものいるご家庭に上手に関わっていきたいと思う」
などの意見や感想が寄せられました。
学校、学年、所属法人の違う奨学生たちが、
一緒に学び、交流し、充実したLLLとなりました!
奨学生活動に関心をもたれた方は、
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