【看護学生・高校生】山谷まちあるきしました♪
9月奨学生会議 山谷まち歩き
秋になりましたね♪みなさん風邪に注意です!
東京保健では、医系学生・高校生と一緒に
台東区山谷(サンヤ)地域のまちあるきをしました。
山谷とは、日雇い労働者がその日の仕事を得るための場
「寄せ場」の代表的な地域。
「ドヤ」という簡易宿泊所が立ち並び、日雇い労働者はお金があればそこに泊まり、
なければ路上で寝るような生活を送る場所。
今回は、12名参加しました!!
●まずはレクチャー
山谷近くにある橋場診療所の松井師長より、簡単にレクチャー。
地域の特性として、
老朽化した都営住宅、家内産業、日雇い労働者、独居、低所得など
があります。
高齢化率は、台東区全体の平均が23.6%に比べ、
30~40%と高くなっております。
また橋場診療所では、無料低額診療に取り組んでいます。
●フィールドワーク
橋場診療所を出発!
2班に分かれ、松井師長とNPO法人の方に案内していただきました。
皮革産業の町工場にお邪魔しました。
ここでは、靴の布を型で切る作業をします。
この作業後、いくつかの工場を通り立派な革靴になり、
某有名なお店で数万円で売られるとか…!
音楽を聞きながら一人で仕事をされているそうです。
NPO法人三友会の事務所。
炊き出しや生活相談を行っております。
入口には、飲み物があり外国人の方が窓口にいました。
いつもは、何人かが路上に集まりお話しをしているそうです。
その後、独居の患者さんの家にお邪魔したり(元生協組合員)
簡易宿泊所を少し覗かせてもらったり。
診療所に戻り、ディスカッションを行い発表しました。
今回の学習を通して、
山谷地域の人々のつながりを知った。
住宅は古く、独居の方が多い。女性、若者は見られなかった。
町工場で働く人は仕事に誇りを持っている。
などを肌で感じてきました。
次の奨学生会議は、11月のNEF本番と国試セミナーです♪
11月は忙しいけど頑張ろう!!